Tallyband

FitbitのGoogleアカウント移行後に、データを取り出す方法

FitbitアカウントのGoogleアカウントへの移行で、fitbit.comの「データ エクスポート」はデータの出口ではなくなりました。申請しても進まないか、アカウントが移行済みだと表示されるだけです。移行後のデータは、Google Takeoutから全期間分のアーカイブとして受け取ります。

要点

Fitbitのデータを移行したGoogleアカウントでGoogle Takeoutにログインし、サービスのチェックをいったんすべて外してから「Google Health」だけを選びます(切り替え前に作られたアーカイブでは「Fitbit」という名前です)。準備ができると、Googleからリンク付きのメールが届きます。Google Healthのヘルプには、アーカイブの作成に数日ほどかかることがあると書かれているので、1日たっても終わらないのは珍しくありません。届いたらTallybandで開けば、必要な期間とデータだけを表にしてダウンロードできます。

移行の流れと日付

BGRによると、既存ユーザーの移行は2026年5月中に完了し、アプリは5月19日から自動でGoogle Healthに切り替わりました。データの出口に関わる日付は次のとおりです。

FitbitからGoogle Healthへ(2026年)
日付できごと
5月19日移行したアカウントでは、FitbitアプリがGoogle Healthアプリに置き換わりました。
7月15日この日までにGoogleアカウントへ移行しなかったアカウントは削除されると報じられました。古いバージョンのアプリもサポートが終わりました。
9月30日旧Fitbit Web APIのサポートが終了しました(API自体はその後も数週間動いています)。
10月上旬古いFitbitアプリを使い続けていた人に、Google Healthへの更新画面が表示され始めました。多くの人はこの画面を閉じられません。
11月2日旧Fitbit Web APIと、そのログイン用エンドポイント(Fitbit OAuth)が停止されます。

データの面での移行のデメリット

移行でいちばん困るのは、データの出口が変わったことです。記録そのものはアーカイブで受け取れますが、受け取り方は次のように変わりました。

移行で変わったこと
変わったこと影響対処
fitbit.comの「データ エクスポート」が使えない期間やファイル形式を選んで、最近のデータだけを書き出すことができません。Google Takeoutで全期間のアーカイブを受け取り、期間はあとから切り出します。
旧Fitbit Web APIの停止(2026年11月2日)新しいGoogle Health APIに移行していないアプリやウェブサービスは、Fitbitのデータを読めなくなります。停止後の呼び出しはエラー(HTTP 410)になります。アプリに頼らないTakeoutのアーカイブで、記録を手元に残します。

アプリの機能も一部なくなりました。iDeviceによると、バッジ、コミュニティのフィード、ダイレクトメッセージ、睡眠プロフィールの動物はGoogle Healthにはありません。

データ移行のあと、Google Takeoutで取り出す手順

  1. takeout.google.comを開き、Fitbitのデータを移行したGoogleアカウントでログインします。Google Healthアプリでログインしているのと同じアカウントを使ってください。
  2. サービスの一覧で、いったんすべてのチェックを外します。そのあと「Google Health」(以前のアーカイブでは「Fitbit」)にだけチェックを入れます。
  3. 「次のステップ」を押し、ファイル形式は「.zip」のまま、アーカイブのサイズはいちばん大きいものを選んで「エクスポートを作成」を押します。
  4. Googleからのメールを待ちます。Googleのヘルプでは、データ量に応じて数分から数日かかるとされています。
  5. メールのリンクから、すべてのパーツをダウンロードします。Googleのヘルプによると、アーカイブは7日ほどで期限が切れ、ダウンロードは各アーカイブ5回までです。

止まって見えるとき、空のとき

Fitbitのエクスポートが止まったように見えるときのよくある状況
見えていること理由すること
fitbit.comの「データ エクスポート」が読み込み中のまま、または申請が何日も同じ割合で止まっているこのページは旧Fitbitアカウントの仕組みのものです。移行したアカウントのデータはGoogle経由で受け取ります。Google Takeoutでアーカイブを申請します。
Takeoutが何時間も終わらないTakeoutは1分単位のデータを月ごとに、心拍数を1日ごとにファイルにします。数年分の記録なら数千個のファイルになります。メールを待ちます。2つ目のエクスポートを始めても、1つ目は速くなりません。
アーカイブに入っている一覧のページで、FitbitやGoogle Healthのファイル数が0になっている原因の一つは、Fitbitのデータを移行したのとは別のGoogleアカウントでエクスポートしたことです。Google Healthアプリがどのアカウントでログインしているかを確かめ、そのアカウントでエクスポートし直します。
ZIPファイルがいくつも届くTakeoutは選んだサイズ(初期設定は2GB)でアーカイブを分割します。すべてのパーツをダウンロードし、Tallybandでまとめて選びます。
ZIPが開けない、またはTallybandが途中で切れていると表示するダウンロードが途中で止まっています。期限が切れる前に、メールのリンクからそのパーツをもう一度ダウンロードします。
Fitbitのデータを書き出していたアプリやサイトが動かなくなった旧Fitbit Web APIのサポートは2026年9月30日に終わり、APIは11月2日に停止されます。新しいGoogle Health APIに対応していないアプリは、データにアクセスできなくなります。どのアプリにも頼らないTakeoutのアーカイブを使います。

移行できない場合、まだFitbitのアカウントでログインしている場合

BGRの報道では、2026年7月15日までにGoogleアカウントへ移行しなかったアカウントは削除されることになっていました。一方でGoogle Healthのヘルプには、まだGoogleアカウントに移行しておらず、Fitbitのログイン情報でサインインしている人向けの手順も載っています。Fitbitの設定で「データ エクスポート」を開き、「アカウント アーカイブのエクスポート」の「データを要求」を押します。Fitbitアカウントのメールアドレスに届く確認メールで申請を確定すると、準備ができたときにダウンロード用のリンクが届きます。Fitbitのログイン情報でまだサインインできるなら、まずこちらを試してください。

移行の手続きそのものがうまく進まない場合は、Google Healthのヘルプとアプリの案内に従ってください。このページで扱うのは、移行したあとのデータの取り出し方です。

アーカイブに入っているもの、入っていないもの

以前のfitbit.comでは、期間とデータを選んで1つのCSVファイルを受け取れました。Takeoutで届くのは、トラッカーを設定した日からのすべてです。1分ごとの歩数、消費カロリー、距離、数秒ごとの心拍数、ステージ付きの毎晩の睡眠、体重の記録、エクササイズに加えて、睡眠スコア、HRV、SpO2などのCSVフォルダも入っています。ただし期間の指定はなく、表計算ソフトでそのまま使える1枚の表もありません。ファイルごとの中身はFitbitデータのCSV出力のガイドにまとめています。

この隙間を埋めるのがTallybandです。ブラウザ内でアーカイブを読み、すべての表を選んだ期間で切り出します。1回のエクササイズのGPSルートだけが必要なら、Google Healthのヘルプにあるとおり、アプリでそのエクササイズを開き、その他のアイコンから「エクスポート」を選ぶとTCXファイルで書き出せます。

ZIPが届いたら、ここで開いて必要な期間だけをCSVかExcelでダウンロードできます。アップロードはしません。

Takeoutのアーカイブを開く

Tallyband Pro、8ドル(買い切り):選んだ期間の全データを1つのExcelファイルかCSVファイルのZIPにまとめ、心拍数のすべての記録と1分ごとの歩数も保存できます。GumroadでProを購入または無料でできることを見る。

よくある質問

Google Takeoutでのエクスポートには、どれくらい時間がかかりますか?

Googleのヘルプでは、データ量に応じて数分から数日かかるとされています。心拍数の記録は1日ごとに1ファイルになるので、数年分の記録なら数分ではなく数時間かかるのが普通です。

アーカイブにFitbitのデータが入っていないのはなぜですか?

原因の一つは、別のGoogleアカウントでエクスポートしたことです。Google Healthアプリでログインしているアカウントで、Google Health(またはFitbit)だけにチェックを入れてエクスポートしてください。

fitbit.comのデータエクスポートはもう使えませんか?

使えるのは、Googleアカウントに移行していないアカウントだけです。移行しなかったアカウントは2026年7月15日以降に削除されると報じられています。それ以外の人は、Google Takeoutから受け取ります。

Googleアカウントに移行したあとも、過去のFitbitデータは取り出せますか?

はい。Takeoutのアーカイブには、トラッカーを設定した日からの全期間が入っています。

1か月分だけエクスポートできますか?

Googleからはできません。Takeoutは常に全期間を書き出します。ダウンロードしたあと、Tallybandで好きな期間に切り出せます。

連携していたアプリにFitbitのデータが届かなくなったのはなぜですか?

旧Fitbit Web APIのサポートは2026年9月30日に終わり、APIは11月2日に停止されます。新しいGoogle Health APIに対応していないアプリは、それ以降データを読めません。アプリの対応を待つ間も、Takeoutのアーカイブなら自分で記録を残せます。

出典

最終確認日:2026年10月29日

関連ページ